ヨレヨレオジサンの新米映像プロデューサー日記

66歳の新米映像プロデューサーの徒然日記

おじさん新米映像プロデューサーはつらいよ!

先月半ば、2作目の映像撮影が終わった。その直前までシナリオも猛烈な勢いでまとめて、何とか撮影に間に合った。初めて俳優さんにもお二人もご出演いただいた。撮影陣とは今回が初仕事。主役の博物館の館長さんはシナリオ通りしゃべってくれるだろうか?少し心配だ。宿、切符、飯の心配もある。プロデューサーというより見習いADだな。何もかもが新しく新鮮だが、緊張もした。でも撮影直前に慌てふためいてもどうにもならない。「矢でも鉄砲でも持って来い!」という心境だった。そんなことで、9月、10月、11月前半までは真夜中まで映像のことを考えて(うなされて)長期寝不足状態。それも何とか終わった。あーあ、少しは休めるかなと思った矢先、最後の撮影先からすごいお怒りの電話。こちらの確認ミスもあったのは素直に認めるけど、いきなり電話口で怒鳴るのやめてくれない??言ってること矛盾だらけだし。撮影が無駄になるのを恐れて、ただ謝るばかり。そうしたら「謝ってばかりじゃどうにもならない」と。説明を始めるとまた怒る。じゃあ謝らなかったらどうなるの?と聞いてみたかったがグッとこらえた。こちらが謝ってばかりで話にならないと、他の関係者にまで八つ当たり。そういえば、撮影初日は若いカップルの女性にも怒鳴られたな。撮影現場で大声でしゃべって笑っていたので、「ご協力願えませんか?」と頭を下げたら、「さっきからそっちがしゃべっているので、鑑賞に集中出来ないんだよ、ほんとにー、撮影の看板も出ていないし、頭にくるんだよ。何が協力しろだよ」って。いろんな人がいるんだね。66歳になってこうした経験が出来るのは貴重な事なんだね。ワッハッハー