ヨレヨレオジサンの新米映像プロデューサー日記

66歳の新米映像プロデューサーの徒然日記

お金がかかり過ぎる映画、低コストで出来る映像

1作目の映像は投資資金を回収することは度外視した。まったくのど素人が最初から資金回収など無理だと考えたからだ。そこで低コスト映像を制作することを優先した。出演者もボランティアやアルバイトだった。2作目は「映画」仕様にしようと、俳優もある程度有名なレベルを前提に探したし、シナリオも映画風にしてみた。1作目は何もかも一人でやったのでくたびれたのと、落ち着いて進行も見守れなかったので、スタッフも雇おうとした。しかし制作費は桁違いに跳ね上がるし、採算を考えると自分の自由にならない。結局、断念した。やはり映画ではなく、映像がいいという結論になった。そして埋もれた文化と歴史を掘り起こすのが一貫したテーマとなった。いまの日本で映画で利益を出すのは至難の技だということがつくづく理解出来た。