ヨレヨレオジサンの新米映像プロデューサー日記

66歳の新米映像プロデューサーの徒然日記

66歳でフリーになって見えて来た—歴史や文化のウソ

還暦も過ぎ、66歳という年齢になると、いままでの世界が違って見えて来た。おまけにさまざまな欲望、しがらみ、浮世の義理などからも解放されるとなおさらだ。中でも、この国の歴史や文化。そうしたものがウソだらけに、いや虚構だらけと言い直そう、見えてくるのだ。いままでいったい何を見てきたのか?ありもしないものを確かなものと信じ込まされてきたことに驚く。一度それに気づくと、次から次へと展開していく。何でも疑ってみる。あれもこれも。見事に幻影は瓦解していく。では本物の歴史や文化はどこにある?その探索がいまの私の映像制作の基本的なモチベーションになっている。まるで子どものなぜなぜ攻撃のようなもんだね。でも最初から本丸は描かない。だってみんなが信じないから。比較的ショックが少ないところから始めるつもり。最終的にはやるよ。私のライフワーク。