ヨレヨレオジサンの新米映像プロデューサー日記

66歳の新米映像プロデューサーの徒然日記

異端を許容しない日本は延命出来るか?

あらゆる生物は内部に、常に、一定割合の「異端」を抱え込んでいる。環境激変の折には、「異端」以外がすべて死滅しても、「異端」の一部でも生き延びられるように、あらかじめ組み込まれた仕組みなのだろう。世界はいま激変、激動の時代。前記の生物の生き残り戦略に鑑みると、日本は真逆の方向に進んでいると断言できる。明らかな「異端」排除。「異端」を忌み嫌い、避け、排除しようとし、逆に、根拠なく大勢が進む方向につき従う。それはヒステリックに感じるほどだ。さらに悪いことに、日本の「異端」以外は、いまの激変、激動に対応できているかといえば、まったくズレている。この国だけが突出してズレている。このままでは絶滅リスクが拡大して行くだけ。果たして、絶滅リスクを払拭出来るのか、出来ずに絶滅にまっしぐらに進んでいくのか、誇張なしに、これからの日本は分岐点に立っていると思う。