ヨレヨレオジサンの新米映像プロデューサー日記

66歳の新米映像プロデューサーの徒然日記

現代の業病---孤独

世界的に蔓延する現代の業病は孤独だと思う。サラリーマンを辞めると、現役時代はとても厄介だと思っていた人間関係が急に懐かしくなることがある。また仕事関係の人間関係も掌返しのように一挙に消滅してやるせない。外部の人間と接触しなくなる日が続くと、ふと、いま孤立しているのかなと感じることがある。加齢による身心の老化も寂寥感を呼ぶ。さらに歳を重ねれば、人間関係はさらに減少して行く。そうした未来を考えると孤独感が加速する。しかし、こうした孤独感は老年だけのものではないのが現代なのだろう。若い世代も、現役世代も、原因はそれぞれ別だが孤独が溢れている。問題なのはこの孤独の解消方法が見つからないことだ。いったいどうしたら解決するのか?そうしたテーマをいつか取り上げてみたいと思う。