2020-01-01から1年間の記事一覧
久々の投稿です。 私の二作目の歴史ドキュメンタリー映像『鬼がつくった日本刀』の撮影場所である宮城県大崎市でぜひ上映を実現したいと考えておりましたが、本日、会場の仮予約ができましたのでご報告いたします。 新型コロナ感染状況次第ではありますが、…
最近、毎日毎日、映像テーマと手法の新たなアイディアが湧き出てくる。なりゆきにまかせて、ドンドン進んで行こうと思う。誰かに習ったわけでもないので前列に遠慮する必要もない。まったく自由。人に気に入られるかどうかも二の次。まあ作ったらより多くの…
最近の薄っぺらい感動引き出し映画は好きになれない。なんだかとても下卑ていて、人間の低俗さを見せつけられている気がして気分が悪くなる。死を前にした人間にはもっとさまざまな死に方があるだろう。ある夫婦がいた。妻が臨終のとき、子供たちに夫を枕元…
少し前、知り合いに年間2から3本のペースで映像制作したいと言ったら驚かれた。じっくり作るべきとの思いからの発言なのだろう。私はいま66歳。自分が企画してシナリオも書き、制作にも深く関わるというやり方ならば、あと10年頑張れるかな?ボケ老人になっ…
あまり理屈ばかりこねていると飽きられるので、先月訪問したばかりの、巨石が御神体の神社と御神体画像をお送りします。
私は66歳。もう元気で活動するために残された時間は少ない。いまやりたいのは、暗い未来しかない次世代と次々世代に、過去も未来も暗くないというメッセージを発信すること。特に、古代史の常識をくつがえし、新たな古代史の地平を切り拓くことで、過去と連…
現在編集中で来月公開の映像【鬼がつくった日本刀】のPR チラシ
かつてイチローのCMで「変わらなきゃ」も「変わらなきゃ」というのがありました。いまこの国も地方も「変わらなきゃ」ならないのに、長い間「変われない」ままです。でも関係者は変えていると言うかも知れません。枝葉末節の些末なことだけを入れ替えている…
埋もれた古代史発掘というアングルから興味が湧いた資料、検索記事などをなんでも漁っていると、次第に制作したいテーマが増えていく。またそのテーマを考え続けていくとメモが貯まってくる。そしてファイルに発展する。一冊になると、さあいよいよ、映像を…
今年3月中旬には、埋もれた古代史発掘映像シリーズ第一弾の【鬼がつくった日本刀】が完成し、3月下旬から複数箇所で上映予定です。ついては、クラウドファンディングでPRして、より多くの方々に見ていただきたいと思います。 https://camp-fire.jp/projects/…
歴史的事実だけ並べてもドラマにはならない。祖先を生きているかのように蘇らせ、亡霊としてではなく、同時代の人間として交流する場が歴史ドキュメンタリー映像だと考えている。だから、祖先をいきいきと生き返らせなければならない。徹底した資料読み込み…
最近よく思うのは、仕事関係者が、お互いのエネルギーを増幅し合う関係と減少しあう関係の2つに分かれるということ。当然ながら前者がいいのは当たり前。いい作品を作るには前者グループの人たちで作るチームが不可欠。後者は、非常にエネルギーを消耗する…
両方満足なんて都合良くいくことはない。どちらかを選ばないと。採算重視は、ある程度自分のやりたいことをセーブしないとならない。私の残された制作時間を考えると、どうしてもやりたい作品の方に傾く。かつ、作ってみたい企画も結構ある。元気なうちに全…
いい映像をプロデュースし、制作するには、何よりもいいチームが不可欠。単独でやれないことはないかもしれないが、それは超人レベル。なので、こうしたチームが作れたら、8割がた出来たも同然。まったくのど素人からスタートした私は、最初の作品を作るため…
映像の世界に足を踏み入れて感じたのは、みな強烈な個性の持ち主だということ。言い換えると、かなり変わった人もいるということ。映像プロデューサーは基本的に調整役だが、足して合わせて調整するようなことは難しいし、それをやってもつまらない結果が出…
ネットフリックスも巨大資本を投入した映画を作るようだ。ハリウッドはずっとそうだった。日本の映画はそこまではいかない。中資本かな?こうなると、個人の出る幕はないと一見すると感じる。でも、そうだろうか?小資本でもいい映画、映像は作れると思う。…
クリントイーストウッドは俳優でありながら、映画監督兼プロデューサー。37歳で映画制作会社を作り、41歳で初監督。100歳まで映画を作ると宣言している。一番驚くのは、その多作ぶり。一作あたりひと月で量産している。すごい。またすごい執念めいた映画への…
最近、目がよく見えなくなる。焦点がすぐ調整出来ない。また体力は当然落ちる。ひどいものだ。諦めるしかない。頭も物忘れが加速している。この先、何もかも忘れてしまうのではないかと少々不安になる。でも悲観してはいない。仕方ないと諦めがつく。他方、…
最後は映像。最近は邦画も活気があるようだが、内部ではあたりそうな企画だけ採用されて、なかなか冒険がむずかしいとの話もある。売れない映画がはほとんどだから仕方ないのかも。他方、ネット配信のネットフリックスプロデュース作品がアカデミー賞の上位…
次は新聞。思い出す話がある。数年前、通勤途中に聞いていたラジオのパーソナリティが、知り合いの若い新聞記者から「世論は自分たちが作る」と告げられ唖然としたと喋っていた。何という思い上がりだろう。新聞読者の負託を受けての新聞報道なのに、いつの…
出版はオピニオンリーダーの地位を失ったが、ではメディアはどうだろうか?最近は家にいることが多く、ご飯を食べるときなどテレビをよく見る。最近の傾向は、まずお笑いタレントの多いこと。お笑いタレントに独占されているとまで言える。ウワサでは台本要…
映像がオピニオンリーダーになれるかを考える前に、かつてオピニオンリーダーだった出版を取り上げてみたい。いまは斜陽産業の最たる業界。見る影もない。かくいう私も20年ほど前にサラリーマンを辞めて一人出版社を起業した。自費出版ではない。あくまでも…
世界的に蔓延する現代の業病は孤独だと思う。サラリーマンを辞めると、現役時代はとても厄介だと思っていた人間関係が急に懐かしくなることがある。また仕事関係の人間関係も掌返しのように一挙に消滅してやるせない。外部の人間と接触しなくなる日が続くと…
私にとって、サラリーマンからの卒業以降の人生は第二の人生ではありません。生まれてから学生時代までの人生の修行時代。次は働く時代。働く時代は、働きながらほんとうに自分がやりたいことを探るプロセスでもありました。その2つの時代を経ての人生に第…
あらゆる生物は内部に、常に、一定割合の「異端」を抱え込んでいる。環境激変の折には、「異端」以外がすべて死滅しても、「異端」の一部でも生き延びられるように、あらかじめ組み込まれた仕組みなのだろう。世界はいま激変、激動の時代。前記の生物の生き…
いま、この国にたくさんの課題があるからすぐに変えて欲しいと願うのは人情だから分かる。でもそんなに早くは変わらないだろう。だって、変えようとしない人たちがいまの世代で、彼らがバトンタッチしようとしている次の世代の人たちも大きく変えないだろう…
ラグビーワールドカップで惜しくも優勝出来なかったニュージーランドチームのハカのひとつのカマテは人を奮い立たせる。 私は死ぬ!私は死ぬ! 私は生きる!私は生きる! 反復 見よ!この勇気ある者を。 この毛深い男が、太陽を呼び、輝かせる! 一歩上へ!…
映像づくりも、出来れば仲間がいた方が良い。孤独の中で仕事を進めるよりも、たまに会い、意見交換出来る仲間がいたら最高だ。参加条件は、映像関係者であること。あまり細かな条件は不要だ。五人以上集まったら、ミニ宴会でもして交流しよう。建設的な交流…
ちょっとしたあざやかな対応は「神対応」、狭い業界でトップ集団になると「カリスマ」、政治のわずかな修正にもすぐに「改革」、わずかな文化の変化にも「変革」。日本ではいま、言葉が非常に軽くなっている。言霊の国にはありえない事態。思考の軸が揺らい…